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タナカグロック17初期型カスタム [モデルガン]

えー、鉄ちゃん小銭入れが無事終わりましたので
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作業台はとんでもない状況ですが久々にモデルガンをいじくりました。

タナカのグロック17ってモデルガンがあるのですが初期型はHWスライドにABSフレームの組み合わせで発売されていたんですよ。この組み合わせだと発火時の反動が楽しめるので大ヒットした(のかな?)のですがパカスカ撃ってるとスライドが割れる事例が頻繁に起こったんでしょう、セカンドロットはスライドABSでフレームがHWになり強度が増した分反動は楽しめなくなりました。

で、なぜスライドが割れるかと言うとバレル基部のロッキングラグとでも言えば良いのか?そこがスライド閉鎖時の衝撃に耐えれないのよ。言うなれば構造上の問題で、なまじ忠実に再現するとモデルガンとしての強度を保てなくなる良い見本でもある。

本物はスライドとバレルはきちっとかみ合ってロックされるので無駄に上下運動の動きは無いのですがモデルガンの場合嘘んこショートリコイルを表現しているのでスライドとバレルの間に隙間が出来る。
その隙間のせいでロッキングラグに負担がかかり、折れてしまいバレルがスライドを持ち上げる形になりぶっ壊してしまうという訳。

ここと
P1130930-2.jpg
ここが
P1130931.JPG
斜めでぶつかってるのでスライドが閉鎖するたび常にバレルが上に力がかかるのよ
図で見てみましょう
P1130937.JPG
これじゃ分からないと思うので色分けしますと
P1130937-2.jpg
緑があってはならない隙間で赤と黄色は斜めでぶつかってる事が分かりますかね?

多分100発も持たなかったんじゃないかな?俺のは50発くらい撃ってしばらく経って見てみたらラグの片側がもげかけてた。
原因は分かってるのでいくらスライドをABSに替えても、最新型のエボリューションカート(ブローバックパワーをマイルドにしてあるらしい)に取り替えても無駄なんですよ。逆にリコイルスプリングを弱くした結果スライド先端が割れる事例が増えたらしい。

そこで変態pちゃんは考えます。だったらバレルが規定値以上に上がらないようにすればいーんじゃね?斜めにぶつからず直角でぶつかる様にすれば解決でしょ、うん。

と言う事で対策を講じたのはかれこれ10年前。
今回予備のG17を処分しようと思ったけどもったいないので対策品のパーツを組み込んでフレームをサードタイプに変更したのが
P1130929.JPG
これ。グロックはパーツアッセンブリーが丸ごと取り外せるのでフレーム交換は楽だった。

どう対策したのかは明日に回して久々の間違い探しで〆ましょう(笑)
これが
P1130942.JPG
初期型で
これが
P1130943.JPG
サードカスタム
さあ、どこが違うでしょう?

今回は簡単すぎるか?





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