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ブローニングM1910答え合わせ前編 [モデルガン]

それなりに皆さん面白がって?探してくれているようでpちゃんとしてはうれしいです。
これで少しでもトイガンに興味を持っていただければ幸いですがまず無理だろう(笑)。

そんな訳で答え合わせをしようと思ったのですが別会社の違いなのでせっかくなので細々と見てもらいましょうかね。
改めて
P1120466.JPG
左がコクサイ製サンパチ、右がマルシン製サンパチ。
共に1981年発売ですがコクサイが先行です、半年後くらいだったかなー?遅れてマルシンも発売しました。

実はコクサイ初、と言うか業界初のメタルめっき仕様の第1号がコクサイM1910です。メタルフィニッシュと呼ばれたその表面処理は通常2層のめっきにさらに黒染め(とはちょいと違うがまあいいか)を施し本物以上に本物感を漂わす事に成功している。ちなみに俺のは黒染めが落ちちゃってるからほぼシルバー(笑)。
マルシン、MGCもめっき処理シリーズを発売し呼び名もまちまちだが各社表面処理にしのぎを削った時代でもあります。

さて、会社が違うのでもちろん設計者も違います。コクサイは岡田開発部長(当時)で、マルシンは言わずと知れた六人部登氏。メーカー色と言うか設計思想の違いをご覧下さい。

まず刻印
マルシンは
P1120468.JPG
戦前モデル、って言うか国内版でもあるのかな?
コクサイは
P1120469.JPG
戦後アメリカのブローニングアームズ向けの輸出版刻印と言えば良いかな?
採寸した銃をお互い忠実に再現しているって事です、はい。

リアビューがまた随分と違って
P1120470-2.jpg
コクサイ(左)のリアサイト(2)の溝は細くU字タイプ、マルシン(右)(3)は幅広でスクエア。
で、前に書いたサブフレームとの境目(1)が丸見え。ここはコクサイの完勝なんだがその分強度不足が原因でオクとかでここが折れてるやつをよく見かけます。

スライドを上から見ると
P1120471-2.jpg
セレーション(1)がコクサイ(左)は網目でマルシン(右)は波目。確か両方正解だっけか?ここは忘れた(笑)

グリップリアビューで目立つのがグリップセフティの隙間
マルシンは
P1120473.JPG
ピチっとしてますが
コクサイは
P1120472-2.jpg
妙に開いている、ここはマルシンが正解だったと思う。

フレームに目を移すと
P1120475.JPG
マルシンと比べると
コクサイのは
P1120476-2.jpg
トリガーガード(1)の厚みとライン、ダストカバー(2)の面取りの大きさ、トリガーピン(3)の頭の形が違います。

分かりづらいけど
P1120482.JPG
グリップの厚みも違います

長くなったので分けます(笑)





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